絵画の授業
「クロード・モネは一つの目に過ぎない。しかし何という目だろう!」とセザンヌが述べた、
このフレーズが全てを語っています。
観ることを学ぶ。
静物画を学ぶことは最も重要なことです。
物事の本質を理解するということ、すなわち、果物は時の流れにより腐り、グラスは落下すると割れ、御影石の塊は不動のものです。シャンパンのグラスをビールジョッキのようには描くことができません。
全ては絵画の手法によって、自分自身で感じとらなければなりません。分厚い塗料、薄めた塗料、ジュース、グレース。
観ることを自分自身で学ぶといことは、講師が生徒に伝えられることよりも、最も大きな助力となります。今、目に見えていることだけを描くために、体得していることは忘れましょう。
デッサンの授業
アトリエではどのようにデッサンを行うかを学びます
構造 表象や形態の観察。ボリューム、方向、空間での動き。
構成 前提としてのデッサン、エスキース、描画するため仮計画。(垂直、平行、閉塞した空間、構造、価値)デッサンは描画をするにあたって切り離す事が出来なくなります。
デッサンは究極の目的 個々の感性の発展は時間とともに培われ、作品の下に記されたサインを見る事なくとも、作者を割り当てる事が可能になります。毎年、パリの「グランパレ」で開催されるサロン「デッサンと水彩画の展示会」にて、アカデミー出身の出展者の多大なる成長を確認する事ができます。
観察眼に磨きをかけるためには、ヌードモデルの一貫した研究は甚大な効果をもたらします。毎日アトリエにモデルが存在するということは利点です。火曜日から金曜日の、10時から12時と、14時から16時まで、ロングポーズとショートポーズをとります。