ジャン・マキシム・ルランジュによるご挨拶
本校の創立者および講師
色の無い生活など考え付きません。また絵に対してもそう言える場合があります。今日学校に通うように、かつて絵を描く事とは師の元で色をすりあわせる事から始めねばなりませんでした
今日では「ワークショップ」が存在します。そこで画家としての仕事、デッサンならびにそれらの装飾的な拡張を学びます。実際、受講者の概念は通用せず、そこでは描きたい絵画を実践します。アトリエにはいつも並べられた静物画があり、裸でポーズを取ったモデルがいます。修正をする日しかり議論する日もしかり、毎日が絵画習得の日々です。
アトリエでこそ教えられる事では無く学ぶ事で培うセンスが生み出されるのです。年度末には総合展覧会の開催中に外部審査によるPortRoyal大賞者が指名されます。そして受賞者は「パリ市内のギャラリーでの個展開催」という夢の第一歩を踏み出す事になります。